| 驚くほど世界の障害者支援市場は大きい |
| 関根:私は今回で6回目ですが、CSUNは年々大きな会になっています。
障害者支援技術について、大きなホテルを二つ借り切って、約400社の展示と300本の発表という
規模には、本当に驚かされますね。 |
| 金子:私たちは今回、点字と墨字を同時に印刷できて、しかも音が静かという点字プリンターを出品しました。
アメリカにはない製品なんですけど、果たしてニーズがあるかどうか、それを確かめに行ったんです。
そうしたら、いろいろな人が見にきて評価してくれたんですが、アメリカ以外の国の業者や障害者団体の人も
かなりいました。これには、驚きましたね。 |
関根:出展者を含め40ヵ国ぐらいから来ていたそうです。
それと、盲導犬を連れた視覚障害者や電動車椅子の重度障害者があんなにいっぱい集まる展示会もまた、
他にありません。しかも、彼らは一般ユーザーだけではありません。IT企業のエンジニアだったり、障害を持つ
社員のために支援機器を調達する責任者だったり、自分で会社を起こした社長だったり。障害者がそうやって
活躍していることが、もう全然珍しくないんです。
そんな中に、日本企業の出展が金子さんの所を含めて2社しかなかったというのは寂しいですね。 |
| 金子:私たちが出展した製品は、日本の市場だけでは売れる台数が限られていて価格を安くできない。
この壁を破るには市場を海外にまで求めるしかないと思ったからです。 |
| 関根:それは日本の障害者支援機器メーカーに共通した問題です。だから、他のメーカーももっとCSUNに行って、世界に
市場を広げることを考えて欲しい。 |
| 金子:私たちは今回の出展で、アメリカの会社だけではなく、イギリス、フランス、イタリアの会社からも「この点字プリンター
を扱わせて欲しい」という申し入れを受けました。近い内に製品を持って商談に行くつもりです。 |
| 関根:それはすごい! |