アメリカの福祉機器展に点字プリンターを出展、注目を集める


日本テレソフトは、アメリカ・ロサンゼルスで開催された視覚障害者福祉機器展(CSUN)に、点字プリンターBMP-320Cを出展して、関係者の注目を集めました。今回の展示会は3月21日から24日まで開かれ、全米から約100社のメーカーが参加、また、海外も含めて5000人の関係者が訪れました。

展示会と平行して開かれたシンポジウムでは、アメリカ政府が昨年施行したリハビリ法508条についての報告などがありました。この508条は政府機関が購入するパソコンなどすべての機器に障害者が利用できるような機械上、ソフト上の手当てを義務つけたものです。この機能を有していないものは、政府が一切購入しないようになっています。
このほか、政府のさまざまなバリアフリ施策の紹介や議論が行われました。
機器展示では、インターネットの読み上げなど視覚障害者を補助するソフトや、CCDカメラを使用して文字を拡大するものや肢体不自由の人でもパソコンが操作できる補助具などが多数紹介されました。
他にも教育用の玩具、電波の力で障害物を知らせるシステムなど最新の機器もありました。
㈱日本テレソフトでは、点字と墨字が同時に印刷できるBMP-320Cと両面点字プリンターBPW-32を出展、特に音が静かに印刷できることに驚きの声があがり、また、点字と墨字の同時印刷は多くの期間での利用の可能性があると関心を集めました。
今後、関係者の希望を聞いた仕様に改造しながら、多くの国々に輸出することにしています。

pagetop

Copyright (C) 1986-2023 日本テレソフト All rights reserved.